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2021.03.14

ラジオの科学実験機

初心者の方が効率よく具体的に高周波・ラジオ技術を学習することを目的に作られた教材です。

最大5つの回路ブロックから構成され、その組み合わせにより複数の方式のラジオなどの回路を比較学習することができます。

回路構成1:CDプレイヤー+真空管アンプ・電源ユニット

回路構成2:レコードプレイヤー+真空管アンプ・電源ユニット(フォノイコライザー回路付き)

回路構成3:真空管アンプ+再生付き真空管検波ユニット(並三、並四ラジオ相当)

回路構成4:真空管アンプ+真空管検波ユニット+高周波増幅ユニット(高1ラジオ相当)

回路構成5:真空管アンプ+真空管検波ユニット+高周波増幅ユニット*2段(高級古典ラジオ相当)

回路構成6:真空管アンプ+真空管検波ユニット+高周波増幅ユニット*3段(超高級古典ラジオ相当)

詳細は「ラジオの科学実験機」(pdf.ファイルにリンク)

ラジオの科学実験機の最高の組合せです。高周波増幅3段+真空管検波+低周波増幅2段で現代も製造されているMT管5本を使用しています。

現代の高感度ラジオに匹敵する感度がありますが、ループアンテナのダイヤルを入れると5つのダイヤルで選局しなければならないので、選局には少し技術が必要です。1920年代前半には、真空管UV-201Aを6本以上も使用した多ダイヤルの高級古典ラジオが多くありました。一部のマニアの方には高度な無線機を操作している感じで喜ばれたかもしれませんが、一般の方には選局が大変だったと思います。

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