先日、那須工房の大豆畑の様子を見に行った時のことですが、隣の雉さん(牡)が畑の端にいて私の姿を見たら慌てて逃げ出しました。その様を言葉にすれば「やばい、やばい、すたこらさっさ、逃げよっと」という感じです。ほかの鳥と違って飛び立つのではなくぎこちなく走り出し、そのユーモラスな姿の写真を撮ることが出来なかったことが非常に残念でした。
今までは雉さんはじっとこちらを見るぐらいで逃げることはありませんでした。実をいうと2~3日前に大豆の苗床を作って畑の端に置いておいたのを雉さんが全て食べてしまいました。大豆を直接畑に撒くと鳩による食害がひどいため苗床を作って2週間ほど成長させてから畑に移植する方法を採用しています。この方法は手間がかかりますが、95%以上が無事に成長し収穫することが出来ます。しかし、鳩もこの方法に慣れ苗床の大豆を狙うようになりましたが、鳩は根が出て少し成長した大豆を食べるのに対して雉さんは直ぐに食べてしまうようです。
雉さんが喜んで大豆を食べているので、時々、畑の隅に苗床風の食卓を作るようにしたところ、雉さんは奥さんも連れて食べに来ているようです。
鳩は大豆から根が出て子葉が開き始めそうな頃合いを見計らって、大豆を食べているようです。また、苗床に埋まっている大豆を取り出して、上の写真のように苗床の土の上にその大豆を置いて、少し日にちを置いてから食べているようです。鳩のせいだとわからなかった時、大豆が横になって幾つも並んでいる状態を見て、大豆の集団自殺だと冗談を言ったものでした。
畑の周りにジャガイモとかぼちゃが勝手に成長しています。数年前にジャガイモとかぼちゃを栽培しましたが翌年には止め、それ以降は自生するようになりました。なかなかたくましいですね。
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