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2022.05.14

そして、小鳥たちは去った

「冬には野鳥たちの餌が少なくなるので、餌をやるようにしている」と言う知人を見習って、私達も野鳥たちの餌台を設置しました。

 数日後、シジュウカラが餌を食べにやって来ました。最初は餌を取ると急いで遠くに飛び去って行きましたが、次第に餌台の近くの枝にとまって餌の中身を取り出し、それを繰り返すようになりました。面白いことに、1羽のシジュウカラが餌台にいると次のシジュウカラは近くの枝で順番待ちをしているようになり、2羽で餌台に居るようなことはありません。しかし、餌台に長くとどまり、そこで餌の中身を取り出すことを繰り返すシジュウカラも出現し、次のシジュウカラが枝にとまって待っていますが、その時間があまりにも長いと我慢できずに餌台に飛び降ります。そうすると、今まで餌台に居たシジュウカラは慌てて枝に飛び移るので喧嘩になることはありません。

 最初にシジュウカラがやって来てから2週間後にはヤマガラも餌を食べに来ました。最初、シジュウカラはヤマガラを追い出そうとバトルを繰り返しましたが、翌日は、時間帯をずらして餌を食べるようになり争うことはなくなりました。そして、小鳥たちは次第に私たち人間にも慣れて、餌がない時には鳴いて餌を要求するようになりました。特にヤマガラは私達が餌台に餌を置き行く場合でも近くの枝にとまり、お礼を言うように鳴くこともありました。

 5月に入ると少しずつ餌を食べに来る小鳥たちが少なくなり、最初にシジュウカラが姿を見せなくなりました。そして、ヤマガラの姿も見なくなりました。最初は野鳥のためと思い餌台を設けましたが、次第に野鳥たちの姿を見て私達が癒されたことに気付きました。そして数日後、1羽のヤマガラが再び姿を現わし、近くの枝にとまって少し長い間、こちらをじーと見続けて、そして餌も食べないで飛び去って行きました。

餌台のとどまるシジュウカラ
ヤマガラも・・・
そして、小鳥たちは去っていきました

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