ナチス・ヒットラーはプロパガンダのため、自己の演説を多くに国民に知らしめる方法としてラジオを有効的に利用することを計画しました。このためにナチスによる国民受信機が誕生し、これは安価・統一規格・小型・単純構造・資材節約(非金属化)の特徴を有していました。
今回、歴史遺産であるナチス国民ラジオDKE1938を入手しました。これは不動品であり、真空管も2本の内1本が欠落しており、当時の日米の真空管と異なるため入手が困難であり、動作品まで修復することは困難であると想定していましたが、一応、ラジオ放送を受信できる状態まで修復することができました。出来る限り使用されている部品を温存させることを心がけましたが、電源用の真空管がないことと、トランスレスにつき安全上問題があることから、新たな外部電源装置を製作し、これによりDKE1938に電源を供給することにしました。
この詳細内容を知りたい場合、下記のファイルをクリックして下さい。
・ 資料「ナチス国民受信機DKE1938」(pdf.ファイルにリンク)
イベント・講座についてや、当館に対するご質問などございましたらメール・お電話にてお問い合わせください。
お問い合わせ