那須科学歴史館からのお知らせやブログを公開している詳細ページ

　毎年、那須科学歴史館に餌を食べに来ていたヤマガラとシジュウカラが5月頃に一旦いなくなりますが、１～２週間後に生まれたばかりの子供たちと共に戻ってきていました。しかし、今年は1羽も姿を現しません。周辺にもいないようです。

　小鳥たちだけでなく、他の生き物たちの生態も変わってきてるようです。この時期、家の周辺によく見る蛇も今年は全く見ません。また、蜂もこの時期は家の周辺を飛び回り巣を作ろうとしているので注意しているのですが、今年はほとんど、そのような姿を見かけていません。この地区の生き物の生態系に詳しい方の話では、今年はあまりにも暑いので標高が高く涼しいところに移動しているとのこと。

　反対に、家の周辺には微小な蟻が大発生しており、その駆除に追われる日々です。おびただしい数の微小な蟻が家の周囲を取り囲むように行軍し、その跡をたどっていくとコンクリートなどの割れ目や石の裏などに数万匹の微小蟻が巣くっていましたので、薬剤散布で処置しました。

　今まで見られなかったこのような異常な状況は今後とも続くのでしょうか？　地球環境はどうなってしまうのでしょうか？