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2021.01.30

Atwater Kent Model 46の修繕

動作不良のAtwaterKent 46を入手し、修繕しました。

修繕箇所
  • 電源コードの交換、ヒューズ・ホルダーの追加
  • 配線の一部手直し
  • 電源用コンデンサの交換
  • 真空管ソケット端子の手直し
  • 金属筐体のさび落としなどの手直し、再塗装
特記事項

不動品でしたが、主要の部品には問題がありませんでした。(Model 33修繕の時は低周波トランス2台とも交換しましたが)

しかし、真空管ソケット端子の接触不良が見られ手直ししました。RCAに比べて真空管ソケット部の信頼性は少し低い構造です。また、電源スイッチにも少し接触不良の傾向があり、本来であれば交換したいところですが歴史遺産品につき交換しないことにしました。

当時、金属筐体はモダンであると思われ、また、エルミネーター内蔵による安全性確保のため他のメーカーも金属筐体を採用していました。しかし、総重量が20kg位あり、手直し前の解体作業が少し大変でした。

当時、製造していた方々も少し大変だったのではないかと遠い昔のことに思いを馳せました。

参考資料「ATWATER KENT Model 46 (1929)」(pdf.ファイルにリンク

金属筐体から内部を取り出した状態です

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