量子力学、量子コンピュータにとって最も重要な基礎的概念である状態の重ね合わせ(波動性、干渉現象)、量子もつれ、量子消しゴムの現象を疑似的に体験して頂くための実験装置です。但し、量子状態を再現することは非常に高度な技術、装置が必要であるため、量子状態でなくても波動性を有する光(レーザー)を用いて状態の重ね合わせの現象を体感して頂くための実験です。
① 針金の両側の偏光板の偏光角が同じになるようにセットし、2段目の偏光板を回転させて偏光板がブランクになっている位置にセットします。この状態では干渉縞が出現します。
② 次に、針金の両側の偏光板の偏光角が90°異なる位置にセットします。この状態では干渉縞が消えてしまいます。(量子もつれの疑似体験)
③ ②の状態で2段目の偏光板をゆっくりと回転していくと、干渉縞が再び出現します。(量子消しゴムの疑似的体験)
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