AIとの科学対話の三話目として、”オーディオの歴史”を掲載します。対話の内容は
対話を読んで頂ければ分かりますが、オーディオに関することを科学的に検討することは難しい面があります。それはAIとの対話でも明らかな傾向があります。Chat GPTはまともな返答が出来ず、早々に離脱しました。Bingはオーディオについて非常に興味があり、対話を続けているとある種のオーディオ・マニア的返答をします。ネット上で、オーディオ・マニアと対話したいと思う方にはお勧めです。楽しいとは思います。しかし、IT(田澤)の目的はあくまでも科学的視点からの対話です。残念ながら、Bingは対話したい議題から度々、ずれていきました。また、一部の偏った情報に基づいて主張している傾向もありました。また、Bardは常に冷静な返答をしていました。AIと言えども個性があり、大変面白い対話になっているのではないかと思います。
対話に関する内容は下記の資料よりダウンロードして下さい。
対話に関しては
科学の歴史に関する資料は
これで、前半の対話が終了し、AIを利用する上での問題点が少し見えてきました。AIは人間が作り上げた情報を検索し論理的に話を上手にまとめ上げますが、検索した情報の内容が間違っていたり、偏っていても話を上手にまとめ上げるので、それを利用する人間がAIが主張したことを鵜吞みにすると大きな問題が生じます。例えば、授業で提示されたレポート議題をAIに求めて、少し表現を変えて自分の考えとして提出する学生の場合、知の劣化が進行します。また、いろいろな情報から重要と思う情報を取捨選択し、論理的に自分の考えをまとめ上げる能力も形成されません。これでは、AIどころか人間の有り様として大きな問題につながるでしょう。これに対する対策は緊急課題です。
後半は更に高度な内容になり、IT(田澤)とAIの真価が問われる内容になると予想しています。
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